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もり鍼灸治療院ブログ

千葉県市川市、JR本八幡駅南口から徒歩5分の所にある治療院です。時々健康や医学的な話、大体は院長の趣味・興味の話をお届けしています。

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鍋の夜
昨日はお隣さんに夕飯をご馳走になりました。
CIMG0166-01.jpg
お隣のYさんとはもう随分長いお付き合いになります。
院長は生まれてからずっと今の家に住んでいます。私が物心つく頃にはもうYさんはお隣にお住まいで、それからずっと今に至ります。家は早くに母を亡くしていて、Yさんにもいろいろとお世話になりました。今でも良く覚えていて食事をご一緒するときに必ずといっていいほど話題にのぼるのが「雑巾を縫ってもらった話」です。

小学校から雑巾を持参するように言われたとき、その時既に母はいなかったのかどうかは覚えていないのですが、Yさんの奥さんに雑巾を縫っていただいたことを今でも覚えています。確か兄と一緒にお隣に伺って、私は何だか申し訳ないようなどうしたらいいのか分からないような気持ちでいました。それ以降も両親が亡くなった時などいろいろなタイミングでお世話になってきました。そのうち私はパソコンに詳しくなり、Yさんが活動されている「紙敷自然塾」のホームページ作成やそれに伴うパソコンの操作についてのアドバイスをさせていただいたりと、交流が長く続いていました。

まぁ前置きが長くなりましたが今回の食事会です。

今回は私の家の屋根の塗りなおしをYさんご夫婦がやってくださることになりました。
私の家は築30年以上でかなりガタが来ています。中でも目立つのはトタン屋根の痛み。屋根全体の1/3~半分ほどが錆びてしまい、かなりみっともない姿になっていました。数年前からYさんのご主人に
「屋根塗り直さない?手伝うよ!」
と勧められていました。
Yさんのご主人は様々な趣味をお持ちです。特に物作りがお好きで、元々電気メーカーの営業から入られて技術の知識を得てアンプを自作したり、何と千葉の大多喜には5年もかけてログハウスを建ててしまうほどの腕前。屋根の塗り替えも経験済みで工具も揃っているのだとか。
勧められた当時はまだ雇われで働いていて休みの日も疲れていたので気が進まなかったのですが、自営を始めてからは体力的な余裕も出てきて、何より屋根のさび具合がかなり進んでいて放置できない状態になり、Yさんにお手伝いいただくことになりました。
昨日は日程や必要な道具などの打ち合せだけをするつもりで伺ったのですが、道具を買いに行ったりYさん宅のパソコンで問題が発生したので対応しているうちに夜になり、そのまま夕飯にお呼ばれすることになったのです。

Yさんご夫婦はアルコールが入り、院長はあまり飲む気がしなかったのでお茶での食事が始まりました。

最近どう?仕事は?そう大変だね~。

Yさんご夫婦はお子さんがいないので、院長のことをわが子のように気にかけてくれていました。

それはね、こうこうこうすればいいんだよ、
そういう時はこんな風にすればいいのよ、
まぁ待てよ、○○くん(院長のこと)だってわかってるんだからそんなこと言うなよ!
いやでもね、そうじゃなくて…
いいから黙ってろよ!

もはや酔っ払ったYさん夫婦はヒートアップ、呼吸も荒くなり手がつけられません。
私は一人しらふで目いっぱい笑って見せました。
そうしていないと何だか泣きそうになってしまったからです。

子供の頃から見守ってくださったYさん夫婦をはじめ、何かと気にかけてくれる遠くに住む兄の家族、兄の義母、鍼灸の専門学校時代の同級生、アドバイスを下さった同業の先輩、事業のカウンセリングをしてくださった先生、私を頼り、応援してくださる患者さん方、その他多くの方々に見守られ、助けられ、必要とされていることを思い出した瞬間でした。
不況だ何だといろいろあってそれなりに大変ではありますが、また気合いを入れなおして頑張ろう!と思った夜でした。

Yさんのホームページはこちら↓
紙敷自然塾

良ければ下のおまけもご覧ください。

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Yさんの奥さんが言いました。
「あなたのお母さんがね、私がお嫁に来たときに素敵な言葉をくれたの。部屋に置いてあるんだけどね。
愛は…えっとね、愛は…そう何とかって言って、何かあるたびにいつもその言葉に戻って考え直すの。とってもいい言葉でね。
えっとね…何ていったかな。」

…早いとこ思い出せるようお祈りしています。
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