"お灸の話"カテゴリーの記事一覧
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このところお灸の効果があったと思われる症例が溜まってきたのでご紹介します。
ちなみに大半は自分の身体で試したものです。
●傷の治癒
冬の時期などは指先や爪の生え際(特に親指)にひび割れができ易くなります。ひどいと出血を起こすことも。そんな時は傷の上に小さくひねったもぐさを乗せて燃やす(以下「点灸」)と、その部分の治癒が早くなります。ただしかなり熱いので覚悟のある方だけにお勧めします。
●水虫
以前業界誌で「爪水虫に対してお灸で治療効果があった」というのを読んだことがあり、それにならって痒い部分に点灸を施してみました。範囲が広い場合はせんねん灸でも行いました。痒みは数日で引き、その後2年ぐらい経ちますが再発はしていません。
水虫菌も生き物なので、高温(65度以上だそうです)で死んでしまうそうです。昔の民間療法で「水虫には夏の砂浜をはだしで歩け」というのがあったと聞いたことがありますが、理屈は同じなのだと思います。
いや、夏の砂浜が65度もあるかは知らないのですが…。
●顔の痒み
これはいつも見える患者さんの症状です。春先になると顔が痒くなったり、腕にじんましんというか吹き出物というか、とにかく肌にトラブルが発生するそうです。肩にあるじんましんに効くツボに点灸を行ったところ顔の痒みが軽減したそうです(腕の吹き出物については聞き忘れました…)。
●じんましん
院長は時々指(特に右手人差し指)にデキモノが出来ることがあります。赤くてちょっと痒みがあるやつです。今までは放っておいて暫くしたら治っていたというパターンが多かったのですが、前項にもある肩のツボに点灸をしたところ直後に痒みはほぼ消失し、一週間ほどで赤い点々が消失しました。
●残尿感
院長もそろそろいい年なので膀胱系のお悩みがちょっとだけ出てきます。残尿感というとちょっと違うのですが、尿道に残ってる雫の量がちょっと多い感じ。下手すると「じわっ」と出てきてしまいます。
膀胱に関わる腹部のツボにせんねん灸をすると、「じわっ」の量が減りました。
●のどの痛み
これは最新の症例です。ここ数日のどがヒリっとする感じがあり、院長の場合これを放置すると風邪に進行する確率が非常に高いです。首の後ろにあるツボにせんねん灸をすると、しばらくしてヒリ感が消失しました。
とまあざっとこんな感じでお灸の症例をご紹介しました。
お灸は身体を温めるだけでなく、意外と適用の範囲が広い施術のようです。
興味のおありの方はぜひ当院でお試しください。
※以上の症例は治療の効果を保障するものではありません。患者さんに対して行っている場合は同意を得た上で施術しています。またご自身でお試しになる場合は自己責任でお願いいたします。
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久しぶりにコママンガを描いてしまいました…いやマンガと言っていいものか。
先日こんなやりとりがありました。
相手:「お仕事は何を?」
私:「本八幡で鍼灸の治療院をしています」
相手:「あぁ、鍼灸というと、熱いのと痛いのと…」
私:「…(沈黙)」
基本的にこういう反応の方が多いです…(泣)。
今日はお灸の話を少々。
お灸と言えばおしおきの代名詞、「熱い」というイメージがどうしても先行しがちですが、一口にお灸と言ってもいろいろな種類があります。その中でも「棒灸」は、もぐさを棒状に固めて紙で巻き、それに火をつけ患部にかざして温熱刺激を与えます。
肌から適度な距離を開けてかざすと、ほんわり温かくなってとても気持ちよくなってきます。
特にこれから冬に向かって寒くなる季節、棒灸でお腹を温めると全身ぽかぽかして元気が出てきます!
現物はこんな感じです。
白い部分が棒灸本体で、木の部分は持ち手とカバー。棒灸の部分の長さを調節して肌との距離を合わせ、体を適度に温めます。
底は金網が張ってあって灰が落ちないように工夫されています。また金網は肌に触れないので「あちっ!」
なんてことにもなりません。
マンガのイヌさんのように、ぜひ棒灸の良さを体験してみてください!